- 2014.01.28
- 色にも、お名前。
皆様こんにちは。
長女でございます。
最近街中で春物が徐々に出始めているのを見掛けます。
暦の上ではまだまだ冬。
先取り凄いなぁと思う今日この頃です。
皆様如何お過ごしでしょうか?
↑7女のまねしてみました!( ´艸`)
わたくし、つい先日、お休みの日に珍しくお外に出てみましたら、
それはもう見事な夕暮れと遭遇したのです。
日頃何気なく過ごしている時間帯、時間が過ぎるもの忘れ、日没に魅入ってしまいました。
また、別日、某車のCMで色の和名が紹介されているのを拝見致しました。
そこで、以前見たあの夕暮れの色に名前ってあるのかー?
と疑問に思い、調べてみました。
するとびっくりするぐらいの数の色名が出て参りました!
今回は、和名を中心にちょっと紹介してみたいと思います!
以前わたくしが遭遇した夕暮れは夕色、暮色と言うそうです。
綺麗なオレンジ~赤のグラデーションでした・・・。
他にも例えばピンクでも様々な色味、名前があるようです。
桜色、桃色、一斥色
鴇色、撫子色
躑躅色、牡丹色 杜若色・・・
濃い薄い、色の系統は色々ありますが、同じ色でもこんなにあるんですね!
瓶覗き、御納戸色、縹色、
中紫、茄子紺、
焦茶×柴色
また、このたくさんの色名ひとつひとつ謂れがあるようで、
解説を読んでいるだけでも勉強になります・・・。
そのひとつに 今様色という名前があるのですが、
その謂れが「今流行の色」という意味で、「今」とは平安時代だったそうですが、
※色味自体は紅の薄い色をさすそうです。
平安時代の流行の色が、名前もその儘に残っているなんて面白いなぁ、
と思いました。
同じように新橋色 (大正時代に流行) と言うのもありました!
色名を調べていくうち、なんと雨にもお名前がある!
というのも発見致しました・・・
甘露の雨、篠突く雨、私雨など・・・
聞くだけではどんな状態かまったく想像が出来ないようなお名前です・・・
村雨。 ※ひとしきり強く降ってはやみ、やんではまた振る雨のことをいう。
これはなんとなく耳にした覚えがあるのですが、その他にも似たような降り方では
郡雨、叢雨、急雨、驟雨、にわか雨、屡雨、紫雨・・・
などなど、こんなにも雨の名前があるそうなのです!!
本当脱帽です。
さすが、世界でも難解と言われる日本語。
種類が半端ないです。
中には可愛らしい名前もあり、お子さんの名前にしても可愛いかも!
とも思ったり致しました(・∀・)
まだまだ興味深い言葉がたくさんたくさんあったのですが、
ご紹介し始めるとキリがございませんので、
今回はこの辺で自重したく思います。
今回もご拝読頂き、厚く御礼申し上げます。
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